Google Earthで、リアルに忠実に再現された古代ローマを鑑賞しよう!
2008年11月17日 21:30 >>Satully
Google Earth Blog: Ancient Rome in 3D for Google Earth
デジタル地球儀として現在の地球のリアルな姿を再現してくれているGoogle Earth。そのGoogle Earth上で古代ローマを再現するプロジェクトが進んでいるようなので、見に行ってみました。
オフィシャルブログの記述によると、もともとGoogle Earthでは古代ローマのレイヤーがあったのですが、各専門家の研究成果を得て新しいレイヤーを作り直しました。それが今回の「3Dで見る古代ローマ」です。
このレイヤーは西暦320年の実際のローマをモデルにしています。320年のローマといえば後期帝政(専制君主制)の時代で、コンスタンティヌス帝が治めていた時期です。313年にはミラノ勅令によりキリスト教が公認されます。330年には首都がビザンティウム(コンスタンティノープル=イスタンブール)に移ってしまい、376年には西ゴート族がローマ領内に侵入してきますので、ローマの最後の華の時代だったのが320年という時期だったといえるでしょう。
3Dモデルはこちらのページにある、20世紀中盤につくられたミニチュアのリアルの3Dモデルをスキャンしてデジタル化することによって作られています。こうして作られたデジタルの3D建物は6700にもおよび、そのうち11の建物には内装も施されています。
では実際に見に行ってみます。
Google Earthを起動し、サイドバーのメニューの「レイヤ」から「ギャラリー」→「3Dで見る古代ローマ」にチェックを入れます。そしてローマ(バチカン市国)の周辺に行くと多数の黄色いアイコンが現れているのでそれのどれか1つをクリックします。
この画面です。ここではクリックしたアイコンの各建物についての説明をみることができます。このウィンドウの下部には3つの青いアイコンがあり、それぞれ地形・ランドマーク・建物のダウンロードリンクになっています。これらをクリックするとGoogle Earth上に古代ローマの3Dモデルが描かれます。
このあたりの描画には非常に高いスペックのマシンが必要で、デュアルコアの2.0GHz以上のCPUと3GBのメモリ、ハイエンドのグラフィックボード(メモリ512MB以上)が推奨されているように、とても重いです・・・。
ダウンロード&描画は自動的にされますが、けっこう時間がかかります。気長に待ちましょう。
遠距離からの視点だと細部が描画されない場合がありますが、このように視点を近づけると細部が非常に細かく描かれているのを鑑賞することができます。
コロッセオ(コロッセウム)です。直径188m、高さ48m、45000人を収容できたもちろん当時最大の闘技場です。この建物は廊下から客席部分まで細部が非常に緻密に描かれています。現代では一部が欠けてしまっているので、当時の完全な姿をこうして見ることができるのは新鮮ですね。
なお、このレイヤーの公開と並行して、こちらのサイトではこの古代ローマのレイヤーを使った教育者向けのカリキュラムコンペが行われています(対象は米国内のみ)。このレイヤーを使った何らかの教育カリキュラムを企画・実践し、見事トップ6に選ばれると表彰されるとともに素敵な賞品があたるというものです。応募対象の人はかなり少ないと思いますが、該当する人はぜひ応募してみてはいかがでしょうか。
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※このページの下にある緑とビルの街並みにも注目!






