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第13回日本バーチャルリアリティ学会大会に行ってきました--最先端のVR技術のハイライト【研究発表編】(2/2)

2008年11月 1日 13:00 >>Satully

 今回は前回に引き続き9月24日(水)から9月26日(金)まで奈良先端科学技術大学院大学で開かれていた、第13回日本バーチャルリアリティ学会大会について、お伝えしたいと思います。

 これは日本バーチャルリアリティ学会が毎年開催しているもので、名前の通りバーチャルリアリティ技術に関連する大学(院)生や教育機関・企業の研究者が一同に会して研究発表や展示を行うイベントです。

 

 それでは、今回も38セッションあった研究発表の中から、いくつかご紹介していきたいと思います。


#アバター自動生成の為の顔輪郭パーツの自動選択(アート&エンタテインメント3)

 

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 ネット上でユーザーの分身となる存在であるアバター。リアルの自分の顔に似つつ、うまくデフォルメされたアバターを自動で作れたら便利ですよね。顔のパーツを自動選択するシステムは携帯サイト系のサービスを中心にすでに商用化されていますが、本研究もそうしたものの一つです。

 顔の輪郭のパーツ選択実験では人手による選択と計算機による選択結果を比較し、精度の高い自動化を実現していました。

 

 

#パブリックショッピングのためのバーチャルヒューマンシステム(アート&エンタテインメント3)

 

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 本研究はリアルの店舗内のディスプレイにバーチャル店員を映し出し、人間らしい振る舞いで実際にディスプレイの前にいる客に対して商品説明や案内をするシステムについてのものです。単に映像を流すだけの広告から一歩進んでより提案力のある紹介ができることが期待できます。

 発表では人間らしい挙動をいかにして実現するかについての分析に重点が置かれていて、自然な視線で目の前の客に目を合わせたり、商品位置と客の位置を分析して自動で立ち位置を制御する方法について述べられていました。

 

 

#パネル討論「MR・AR・VRの現状—何ができて何ができていないのか?これから何をやるべきか?」

 

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 「MR・AR・VR」とはそれぞれ、混合現実(Mixed Reality)、拡張現実(Augumented Reality)、仮想現実(Virtual Reality)を指します。日本バーチャルリアリティ学会という名称ではありますが、この学会では3種類を包括的に扱っています。

 本セッションはこの3分野の若手研究者が現状について討論するパネルディスカッション形式で、それぞれが自分の研究分野について紹介した後、今後どうすべきか?について各研究者へのアンケート結果の紹介が行われました。

 「研究者として取り組むべき課題」としては、「MR・AR技術を一般の人に見せたり使ってもらう機会を増やす」という意見が最も共通していました。今後10年以内に社会に最も浸透できる研究テーマとしては「モバイル機器でのARアプリケーション」という答えが最も多くありました。「バーチャル世界の住人の引きこもり対策」というテーマも挙げられていたのが印象に残りました。

 

 

#【招待講演】「建築デモ」多分野コラボレーションによる3Dインターネット空間の建築・都市デザイン(アート&エンタテインメントの展望)

 

 セカンドライフ関連の講演が一つだけありましたので最後にご紹介します。

 「建築デモ」はセカンドライフ内の日経BP島で行われたプロジェクトで、首都大学東京の渡邉英徳さんが他の芸術家と共同でプロデュースしたものです。本講演ではこのプロジェクトについてあらためて紹介が行われました。内容については下記の2つの動画に詳しいです。

 

    

 

 

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